私のこと

※画像は、分かりづらいですが右の方に幻日が出てます。
今私は郵便局員ですが、子供の頃からなろうと思っていたわけでは、ぜんぜんありませんでした。
私が最初になりたいと思った職業は、恐竜の化石を発掘する仕事でした。考古学者ですね。
次に、小説家、政治家、医者、生物学者、林業、科学者、介護関係、獣医、樹医、バイオリン職人、ギター職人、染の助染太郎の後継ぎ、農家、蕎麦屋、カレー屋、その他……
でも、そのどれでもない郵便局員です。
見て頂くとお分かりかと思いますが、概ね『理系』を夢見ていたんです。ところが私の最も苦手な教科が、数学なんです。高校は理系を選択していましたが、微分積分なんかチンプンカンプンでした。試験も赤点スレスレでした。
得意なのは国語と生物学と音楽と美術です。客観的に判断すれば、適性は明らかに文系です。
でも私は、理系に進みたかった。受験は全て理系。そして全滅。敢えなく浪人。
なんと同じことを三年繰り返しました。つまり三浪したんです。流石に諦めました。自分には無理だ。数学の勉強が、苦痛でしょうがない。よく両親が口うるさくあーしろこーしろと言わずに、私のやりたいようにやらせてくれたものです。その点、凄く感謝しているんです。私は頑固なので、進路を変更するにしろ、誰かに言われたのでは絶対に納得しない。受け入れない。それどころかますます反発して意固地になり、もっと遠回りしたかもしれません。後で聞きましたが、両親・特に母親はとても気を揉んでいたそうです。当たり前ですよね。見守ってくれてありがとう~。
翌年初めて一校だけ文系を受験しまして、そこしか受からずそこに入学。失意と安堵の入り交じる前進でした。
しかし入学して授業を受けてみると、それまで全く関心が無かった物流やマーケティングや経済学といった資本主義社会の基軸となる概念を初めて知ることとなり、自分の世界が広がる思いを味わいました。
不思議なものですよ。人間のこだわりというものは。執着が行き過ぎると、流れが停滞します。(しかし浪人時代も色々な経験をしまして、それが今の自分の一部になっているので、何が無駄で何が有用かなんて、安易に判断しない方がいいんでしょうね。)
不本意ながら進んだ道のはずでしたが、今は確信を持って、流れに乗って進んでいます。
もしも何かが思うようにいかなくて停滞している方がいましたら、流れに抵抗して泳ぐのを止めて、流れに乗ってみるのも一つの手です。
努力を放棄するというのではなく、他の可能性もあるということに目を向けてみるってことです。
そうすると案外前に進めるかも。前では無くても、とにかく動くことにはなります。
それって大事です。
世界も自分も状況も関係も、全ては刻々と変化しています。それは救いでもあると思います。
連日ニュースを賑わせております「ゆうぱっく」事件。同じ郵政グループの会社のこととして、私からもお詫び申し上げます。民営化という変化の、波のうねりの一つです。一見変化は良いことばかりを運んでくるとは限らないように思えます。
でも、何が良いか悪いか、今後どのような流れに繋がるか、分かりません。全ては変化します。
大切なのは、その時自分がどうするかというよりも、自分がどうであるかだと思うのです。
DoでなくBeです。
そうやって、明日も生きて行きましょう。
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